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【青森縦断】本州最北端から港町へ、知られざる津軽の旅

旅行
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本州最北端に位置する大間から、六ヶ所村、そして港町八戸へ。津軽海峡に面したこの地域は、荒々しい自然と、その恵みを活かした豊かな食文化が根付いています。

今回は、ガイドブックにはあまり載っていない、地元の人々が愛する穴場スポットや、旅の途中で立ち寄りたい施設を中心に、青森の魅力を深く掘り下げてご紹介します。

大間:マグロだけじゃない、本州最北端の風を感じる町

  • 観光スポット
    • 大間崎: 本州最北端の地として有名ですが、実は隣接する「大間崎レストハウス」には、地元で水揚げされた魚介類をその場で焼いて食べられる場所があります。活気あふれる漁港の雰囲気を感じながら、新鮮な魚介を味わうのが地元流です。
    • 大間稲荷神社: 大間崎のすぐ近くにひっそりと佇む、漁業の安全と豊漁を祈願する神社。地元漁師が奉納したマグロの絵馬が奉納されており、訪れる人のほとんどが気づかない穴場スポットです。
  • 飲食店
    • 大間んぞく: 大間マグロを味わう店として有名ですが、地元の漁師が獲った新鮮なウニやイカを味わうこともできます。マグロ丼は予算5,000円〜と高価ですが、他の海鮮丼なら2,000円〜3,000円程度で楽しめます。
  • 日帰り入浴・宿泊施設
    • 民宿海峡荘: 大間崎から車で5分ほどの民宿。漁師を営むご主人が、とれたての魚介類を振る舞ってくれます。一泊二食付きで10,000円〜宿泊可能です。日帰り入浴は要問い合わせ。
  • 公共交通機関の案内
    • JR大湊線「下北駅」から下北交通バス「佐井線」に乗り換えるのが一般的です。所要時間は約1時間30分で、料金は片道2,000円程度です。本数が少ないため、事前に時刻表を確認しましょう。

六ヶ所村:自然とテクノロジーが共存する町

  • 観光スポット
    • 六ヶ所村立郷土館: 原子力施設で知られる六ヶ所村ですが、古くから漁業や農業で栄えた歴史があります。ここでは、村の歴史や文化、自然について学ぶことができます。入場は無料で、開館時間は9:00〜17:00です。
    • 六ヶ所村観光牧場: 広大な敷地で牛や羊が放牧されており、地元の人々の憩いの場となっています。牧場で搾りたての牛乳を使ったソフトクリーム(350円〜)は絶品です。
  • 飲食店
    • 福寿庵: 郷土料理「けいらん」を味わえる食堂。六ヶ所村の郷土料理であるけいらんは、餅の中に甘い餡子が入った、お椀に浮かべるお餅料理です。予算は一人1,000円程度。
  • 日帰り入浴施設
    • 六ヶ所村温泉「ふるさと交流館」: 地元の人々に愛される日帰り温泉。広々とした大浴場で、旅の疲れを癒すことができます。料金は大人350円です。
  • 公共交通機関の案内
    • 六ヶ所村は公共交通機関でのアクセスが非常に不便です。JR大湊線「野辺地駅」から村営バスが運行していますが、本数が限られているため、自家用車での移動がおすすめです。

八戸:港町で味わう、ディープな夜と歴史

  • 観光スポット
    • 種差海岸(たねさしかいがん): 八戸の観光名所ですが、遊歩道を外れ、静かな海辺の岩場を散策するのもおすすめです。潮風を感じながら、八戸の荒々しい自然を体感できます。
    • 八戸市博物館: 八戸の歴史や民俗を学ぶことができます。展示物も豊富で、特に南部藩の歴史に触れることができます。
  • 飲食店
    • 横丁文化: 八戸には、「みろく横丁」以外にも、「ハーモニカ横丁」や「神明横丁」など、小さな横丁が点在しています。特に「神明横丁」は、昭和の雰囲気を残すレトロな酒場が並び、地元の常連客が集う穴場です。予算は一人3,000円〜5,000円程度。
  • 日帰り入浴・宿泊施設
    • 八戸温泉旅館: 八戸市中心部から少し離れた場所にある温泉旅館。日帰り入浴も可能で、料金は大人450円です。
    • ホテルルートイン八戸駅前: JR八戸駅に隣接しており、ビジネスや観光の拠点として便利です。宿泊料金は一泊一人6,000円〜です。
  • 公共交通機関の案内
    • 新幹線利用の場合はJR八戸駅が起点となります。JR八戸駅から八戸市中心部(本八戸駅周辺)へはバスが頻繁に運行しています。所要時間は約20分、料金は300円程度です。種差海岸へはJR八戸線が便利です。

まとめ

この旅は、有名な観光地を巡るだけでなく、それぞれの町に息づく文化や食そして絶景を楽しむことができるでしょう。公共交通機関での移動は計画的にお楽しみください。