愛媛県には、有名な道後温泉以外にも、時が止まったような城下町や、瀬戸内の島々にひっそりと佇む絶景があります。今回は、宇和島の闘牛から大洲のレトロな路地、そして「しまなみ」の知られざるビュースポットまで、地元民が愛する穴場を巡ります。
宇和島・大洲エリア:伊予の小京都と南予の歴史
穴場スポット:宇和島・多賀神社(凸凹神堂)
- 特徴: 宇和島城の影に隠れがちですが、世界中の性崇拝に関する膨大なコレクションを展示するユニークな博物館が併設されています。個性的でインパクトのあるスポットです。
- 料金目安: 参拝無料(資料館は \800円)
- 公共交通機関: JR宇和島駅から徒歩約15分
穴場スポット:大洲・おはなはん通りの裏路地
- 特徴: 観光エリアのメインストリートから一本外れた水路沿い。江戸時代の武家屋敷の石垣と、明治時代の土蔵が美しく共存しており、観光客のいない静かな撮影が楽しめます。
- 料金: 散策無料
飲食店:大洲の「とんくりまぶし」
- 予算目安: 昼食 \1,500円〜2,500円
- 特徴: 大洲名産の栗と豚肉をひつまぶし風にアレンジしたご当地グルメ。観光客向けの大規模店ではなく、町家を改装した小規模な和食処で味わうのが粋です。
松山市エリア:城下町の隠れた名刹と名湯
神社仏閣:浄土寺(松山市郊外)
- 特徴: 四国八十八ヶ所霊場の一つ。道後の賑わいから離れ、空海の伝説や重要文化財の空也上人立像(要予約で見学可)など、深い歴史に触れられる静かなお寺です。
- 料金: 拝観無料
- 公共交通機関: 伊予鉄道横河原線 久米駅から徒歩約5分
日帰り入浴施設:権現(ごんげん)温泉
- 特徴: 道後温泉のような華やかさはありませんが、松山市民が「本当に泉質が良い」と通う実力派の温泉。とろみのあるお湯が特徴で、地元密着の素朴な雰囲気が魅力です。
- 料金目安: 大人 \500円〜700円
- 営業時間: 10:00~23:00
飲食店:三津浜(みつはま)の「三津浜焼き」
- 予算目安: 昼食 \800円〜1,200円
- 特徴: 松山市西部の港町・三津浜のソウルフード。広島風に似ていますが、うどんを入れるのが三津浜流。港の古い街並み散策とセットでどうぞ。
今治・しまなみ海道エリア:造船の町と島の展望台
穴場スポット:今治の造船所群(ビュースポット)
- 特徴: 観光施設ではありませんが、今治市大浜周辺からは巨大な船が建造される迫力満点の景色が見られます。夜になるとライトアップされたクレーンが幻想的です。
- 公共交通機関: JR今治駅からバス
展望 穴場スポット:カレイ山展望公園(大島)
- 特徴: しまなみ海道の「亀老山」は有名ですが、その向かいにあるこちらの公園は人が少なく、急流で知られる宮窪瀬戸を間近に見下ろせる絶好の穴場です。
- 料金: 入園無料
- アクセス: しまなみ海道 大島北ICから車、またはレンタサイクル
宿泊施設:大三島のサイクリスト向け古民家宿
- 料金目安: 1泊素泊まり \5,000円〜8,000円/人
- 特徴: しまなみ海道のちょうど真ん中に位置する大三島。豪華なホテルではなく、リノベーションされた古民家宿で島のリズムを感じながら過ごすのがおすすめです。
移動のヒント:公共交通機関での移動例
愛媛県内はJR予讃線の特急「しおかぜ・いしづち」や「宇和海」が便利です。
- JR宇和島駅 ➡ JR大洲駅(伊予大洲)
- 所要時間: 特急で約35分
- 交通費: \1,500円(自由席)
- JR松山駅 ➡ JR今治駅
- 所要時間: 特急で約35分 / 普通列車で約1時間15分
- 交通費: \1,500円(特急) / 970円(普通)
- 松山市内から三津浜へ
- 伊予鉄道高浜線で約15分(\300円)

筆者
個人経営の飲食店は材料がなくなり次第終了する場合があるため、
早めの訪問をおすすめします。
【注意】 記載の情報は目安です。特に島しょ部のバス便は本数が非常に限られているため、事前に時刻表を確認してください。
